清流の王様登場!
屋内でアイアイを見て外に出て、時計を見ると18:30。夜行性のオオサンショウウオたちが、そろそろ活動を始めたかな?と期待しながら、両生爬虫類館に向かいます。
古くて人もまばらな寂しい感じ?と勝手に想像していた、両生爬虫類館。だって上野動物園には、パンダとかオカピとかハシビロコウとか、レアで派手な動物がいっぱいいるんだもの。その中で、両生爬虫類がどれほどの地位を得ているか…。私は卑屈になっておりました。両生爬虫類の実力を、過小評価していました。
たどり着いた両生爬虫類館は、おしゃれな色使いのスタイリッシュ建物!
入ってすぐに目に入る、真正面の丸い水槽に、オオサンショウウオはいました…!!
黒い!とっても黒い。かっこいい…!!!
小さな小さな目が、黒い模様の中にぽちっとあるのが見えますか?
この目はほとんど見えていないそうですが、なんともかわいい。
ところでオオサンショウウオのこの斑、模様ですが、かなりの個体差があります。褐色ベースに黒い斑紋がのっているように見えるのですが、実はふ化してから半年くらいの間、赤ちゃんオオサンショウウオの体はどんどん黒くなっていき、一時は真っ黒の状態になるのだそうな。その後大きくなるにつれて、だんだん褐色に変わっていき、一部が黒いまま斑紋として残り…その結果が、この美しい個性的な完成形、というわけらしい。
いったん大人になったらもう完成されて、それ以上は変わらないのかな?どなたか知ってる方がいたら教えてくださいませ〜!
ちなみにさぶの斑紋はというと、いったん変態してぬいぐるみになると、それ以上は変わらないさぶ。もしかして黒い部分が増えてたら、それは汚れさぶ。
そして本日のメイン写真!!!!!!!!!!!
あまりのかっこよさにガラスに張り付いて見入っていたら、この美青年はおもむろに動き出し、ゆっくりと大きな口をぱかーーーーーーっと開けて…口の中もなんてきれいなんだ!!おいら感動!!!悶絶!!!!子供たちが口々に「デカ!」「でけぇ…」と漏らしていた。うん、でかいよね。まさに川の王様。とてつもなく優雅で立派。
その後、腰が抜けそうになっているおいらを残して、彼はぐるりと向きを変え、水槽の奥へと去っていきました。
#この子がオスなのかメスなのかはわからないのですが、もし、メスだったとしても、印象はあまりにも漢前で…
ほわわわ〜…ゆめごこち。この夜はずっとふわふわしてた。
タイミングよく、特別展示がフィーチャリングオオサンショウウオ♡♡
骨だけ見てもかわいい!骨格レベルの美形!!
ぜんぶで4匹のオオサンショウウオがいたさぶ。みんな、大きくて立派さぶよ〜〜♡
両生爬虫類館を出ると、すっかり夜。
お腹ぺこぺこでレストランを探し、なんとかたどり着いたのが19:05。レストランの営業時間は19:00までだったようで…CLOSED、の看板に悲壮な顔をしていたら、女神のようなスタッフさまが入れてくれたさぶ…!!
両生爬虫類館の外側にあった、壁画。歴史がありそうな、名画さぶ。。
幸せな気持ちで満たされて、池端門を出たのでした…♡