さぶろぐ

ぬいぐるみサンショウウオ「さぶ」たちの、旅と日常の記録です。

【寸又峡への旅一日目】川根紅茶と美女づくりの湯

「一度は見たい絶景」シリーズの本やサイトで必ずといっていいほど出てくる、静岡県の「夢の吊り橋」。新東名が出来て愛知県からも行きやすくなったということで、頼れる妹に運転してもらい、行ってきました!

夢の吊り橋があるのは、SLで有名な大井川鐵道の終点からさらに山を登った先、寸又峡というところです。中部電力大間ダムでせきとめられた水でできた湖にかかっています。ちなみにこの寸又峡は温泉も湧いていて、美女づくりの湯と呼ばれるほどの美肌効果があるとのこと。硫黄の香りが濃厚な温泉らしく、ミックスナッツの食べ過ぎ?による肌荒れが治らない私には朗報。

 愛知から行こうとすると、新東名島田金谷ICで降りて、山道を登っていくことになります。妹曰く、新東名は道が新しいのでとっても走りやすいそうです。山道は途中まで大井川鐡道と並んで、ところどころ交差して走っているので線路が見えて楽しい。

途中通過する川根本町はお茶の街で、緑茶以外にも紅茶もたくさん生産しているそう。国産の紅茶があることじたい知らなかったので、ちょっとうれしい驚きでした。「道の駅  フォーレなかかわね茶茗舘」という道の駅に立ち寄って、川根紅茶を飲んでみることに。寸又峡に向かう途中にあって、寄り道するのにちょうどいいです。

それにしても川根本町、いたるところに茶畑茶畑茶畑。ほんの少しでも空きスペースがあればスキあり!とばかりに茶畑が組み込まれている印象。スキマ収納みたい…里山の緑といえば水田、という感覚でしたがここでは茶畑。田んぼの代わりに茶畑がある感じです。そんな茶街道の中に、お目当ての道の駅があります。

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まっすぐ伸びる線路が見えます。さっそく紅茶を…と建物に入ろうとしたところ、スタッフさんが「もうすぐトーマス号が通りますよ」と教えてくれました!大井川鐵道を走るトーマス号が、1日4回この近くを通るらしく、たまたまあと10分後に本日最後のご通行があるとのこと。これは見ておきたい!と待機していると、山の向こうから「ぽっぽーーー」という汽笛の音。たくさんの客車を表情ひとつ変えずに引っ張る、頼もしいトーマスを見ることができました♪

 建物に入って川根紅茶を注文。すっきりとまろやか、二つの個性ある農園さんのものがあるということで、妹と一つずつ頼んで飲み比べてみることに。ガラスのポット、キャンドルで温めながらいただけるので時間をかけても冷めない。うれしい。

初めて飲んだ和紅茶は、紅茶特有の渋みというかえぐみっぽい味がまったくなくて、緑っぽさがすこし感じられるような、さわやかですがすがしい印象でした。これならミルクもお砂糖も入れないでストレートがおいしいかも。二種類を飲み比べてみて、たしかにすっきり/まろやかだったような。どちらもおいしかったです。お茶請けのクッキーもさくっとしてて美味でした。

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さて寸又峡へはまだまだ山を登ります。山道は狭いところも多く、すれ違いはできないので退避スペースで待機したり譲り合って進む感じになります。ぐるぐるまわるし山道なので、車酔いしやすい方は酔い止めを飲んでおいたほうがよいかも。 なんどもなんども大井川と出会い、橋を渡り、ついに寸又峡温泉に到着!

水分多めの空気にふわっと包まれる幻想的な感覚に、あー山に来たんだと実感。夕方4時、宿泊するペンション寸又峡さんにチェックイン。

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歴史がありそうな建物ですが、丁寧に使っていることが伝わってくる、温かい気持ちになるペンションです。玄関を入ったときから温泉の香りが漂ってきていて、夕食は6時とのことだったので、さっそく温泉へ。

家族ごとで貸切で入れるお風呂には、湯の花がふんわり浮いていて、なんかすごいぬるぬるというか化粧水みたいというかめっちゃよさそう。入っているときから、いままさに現在進行形で肌がきれいになりつつある感じがありましたが、あがってみてびっくり、腕も脚もつるつる。このつるつる感、その後丸一日は確実に続いてたと思います。

 

そして、おなかぺこぺこで待っていると「お食事できました~」とペンションの奥様の声。郷土料理でイノシシやシカのお肉が、という口コミを見ていて、牛豚鶏以外のお肉をあまり食べたことがない私たち姉妹はドキドキしていたのですが、、イノシシは味付けがしっかりされていたおかげか食べやすく、おいしかったです!ヤマメの塩焼きや野菜、エビのてんぷらなどなど、ちょうどいいボリュームで、白いご飯がとってもおいしかった。さぶたちも大満足。

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夢の吊り橋には早朝朝ごはん前に行くのがいいですよとペンションの奥様にアドバイスいただいたので、朝4時半起きで5時に出かけることに。

寸又峡温泉は、「芸者やコンパニオンを置かない、ネオンサインはつけない、山に立て看板はしない(だったかな?うろ覚えごめんなさい)」という約束事をみんなで守っている「日本一清楚な温泉」とのこと。日が暮れるととてもとても静かで、聞こえるのは虫の声ばかり。明日の朝に備えて、この日は8時過ぎに電気を消して、寝ることにしました。

いい意味で、することがないので、なんにもしないで早く寝られる。日常でも旅先でも、なかなかできない体験だと思います。ベッドに入ってまもなく、すーっと眠りに落ちていきました。【翌日に続く】