【オオサンショウウオに会える!水族館】志摩マリンランド(2021年3月末営業休止予定)前編
昨年2月以来13か月ぶりに、ちょっと遠くへお出かけしてきました。
オオサンショウウオが飼育されている水族館ということで、いつか行ってみたいと思っていました。私が住んでいる名古屋からそれほど遠くないし、いつでも行けると思っていたら、なんと2021年3月末をもって、営業休止してしまうというニュースが。
1970年に開館され、約51年間営業されていたとのこと。私も小学生の頃家族旅行で賢島に遊びに行き、その時に水族館にも行ったので、それは間違いなくこの志摩マリンランドだったはずです。
コロナウィルス感染拡大が始まってから遠方への旅行は控えていますが、学校が春休みに入る前に、平日にさぶズと日帰り旅なら…と、朝6:50名古屋発の近鉄特急賢島行きに飛び乗りました。乗り換えなしでまっすぐ行けるのでとっても安心!8:56には賢島に到着。
改札を出たら右に曲がって、そのまま線路沿いの坂道をのぼっていきます。看板があるので迷いません。ありがたや。
チケットを買って入場すると最初に目に入るのはペンギンプール🐧広くて水が澄んでいて、ペンさんたちがのびのび泳いだり駆け回ったりしてる印象。
そして建物の入り口には「水族館・古代水族館」の文字。古代??と思いつつ進んでいくと、「古代化石ゾーン」というエリアが!
こういう絵たまらん…
うーん、、ワクワクします(*゚▽゚*)
生物の進化年表や系統図的な資料が展示され、地球誕生から新生代までの海と生物の歴史を解説してくれています。
古くから姿をあまり変えていない「生きる化石」といわれる生き物たちを解説付きで見せてくれるのもうれしい。↑三枚目の写真の水槽にはカブトガニが、活発に動き回っていました。かわいい…♡
珊瑚礁の海や近くの海の魚や生き物たち、クラゲなどを楽しく眺め、回遊水槽でダイナミックに泳ぐ大型の海水魚たちにみとれつつ順路に沿って進んでいくと、こんな子が!
幼生時の形、鰓を持った状態のままおとなになる、幼形成熟(ネオテニー)として知られるアホロートル(ウーパールーパー)が、なんと変態して鰓がなくなり、陸上生活に適した体になってしまったのだとか…!
初めて見ました。すごく不思議な感じがするけれど、美人…!!!
ちなみに一緒に暮らしていたほかの子たちはふつうに、おなじみのウーパールーパー姿でした。この子に何が起こったんだろう…
さて次は志摩マリンランドのトップスターであるマンボウさんのいるマンボウ館!にわたる途中のエリアに、お目当てのオオサンショウウオ、いました~!!!
まえあしで頭をもちあげてる…このポーズってオオサンショウウオのかわいいポーズの一つだとおもう…
左目の周りに濃い色の斑紋があって、ちょっとパンダな感じになってる!かわいい!!
ちなみに2頭います。木津川流域でのダム建設で生息地が減少してしまうため、保全対策として伊賀市に設けられた保護池の人口巣穴で繁殖した子たちなのだそうです!平成14年と15年に生まれた子?繁殖したっていうのはここで生まれたっていう意味だよね?二人ともハイティーンなのですねー♡立派に成長して嬉しいですね✨
この場所には計30分ほど滞在しました。
朝イチで入ったのでお客さんもまだそんなにたくさんいなくて、、誰もいないのを見計らって相当何度も水槽にはりつかせていただきました。ゴメン
どの角度から見ても文句なしのかわいさです。色は淡めで、お顔のぼつぼつは多めです。
前編はここまで。次はいよいよマンボウ館に足を踏み入れます!入口の看板のような子がほんとうにおよいでいるのでしょうか…?!