【思い出】日本両棲類研究所のチュウゴクオオサンショウウオ
たまたま見たインスタグラムで知ってショック…
栃木県日光市、中禅寺湖のほとりにある日本両棲類研究所で飼育されていたチュウゴクオオサンショウウオの「トラちゃん」が、先月他界していたと。推定年齢74歳、65年間飼育されていたそうです。
コロナウィルス感染拡大前夜の2020年2月、NOTARI姉妹でお会いしていました。
その日は休館日だったのですが、展示飼育部長の関慎太郎さまがちょうど施設にいらっしゃるタイミングだったので、案内していただけました✨なんて贅沢。
日光から40分ほど、31番大崎バス停を降りると、三角屋根の特徴的な建物が。
「サラマンダーの水族館」日本両棲類研究所です!
入り口のオブジェからしてテンションが上がります。
アカハライモリって、地域ごとに柄が違うんだそう!このときは鋭意収集中だった愛知県のアカハラちゃんのお部屋にも、今は入居者いるかな?
小さなサンショウウオちゃんやカエルちゃんたちがいっぱいいて、どの子もみんな個性豊かでかわいかったです♡
でもやっぱり、一番心を奪われたのがこの方でした。
どの角度から見ても美しい…
ちょうどこの少し前に、それまでは一種だと思われていたチュウゴクオオサンショウウオが少なくとも三種には分かれるらしい、というのがニュースになっていて、こちらのトラちゃんはその中でも最大サイズの新たに学名がつけられた「Andrias sligoi」らしいということで…ものすごく興奮しました。
印象としては、頭がとっても大きくて立派な感じがしました。
↓ナショジオの記事
色合いもとても上品な青みブラウンで、たぶん濃い色の地に少し薄い斑紋がある感じ…
銭湯みたいなタイルの水槽の中を歩き回る姿が可愛らしくて、でも優雅で威厳があって
忘れられない美サンさんでした。動画はこちらから↓
日本両棲類研究所のチュウゴクオオサンショウウオさんが先月他界されたそうさぶ😢
— さぶ@さんしょううお(NOTARI sub-leader) (@53dewaruika) 2021年8月11日
昨年2月にお会いできて、優雅で堂々とした姿に心を奪われたさぶ。
推定年齢74歳、65年間飼育されていたと。どうぞ安らかにお休みくださぶ、
ありがとうございさぶでした。 pic.twitter.com/QVTqb87Cdl
今回の記事は、私のスマホに収まってくれた、トラちゃんの美しい姿をただひたすら讃えることで、追悼の意を表したいと思います。
日本のオオサンショウウオちゃんもすごくかわいい子がいましたし、ほかにもみどころいっぱいの施設なので、そのご紹介は次の記事で。合掌。