アクアマリンふくしま【オオサンショウウオに会える!動物園・水族館①】
野生のオオサンショウウオが暮らしているのは、愛知県瀬戸市・岐阜県郡上市を東・北限とする西日本ですが、動物園・水族館には、全国各地で展示されています。これまでに訪れてきた各動物園・水族館の、それぞれにオオサンショウウオ愛があふれる個性豊かな展示を、撮りためた写真とともにご紹介したいと思います!
まずは、大災害から復興した東北のきらめく宝石、アクアマリンふくしま。
入口入ってまもなくの、エスカレーターを降りた地下階にある一つの水槽に、端正なオオサンショウウオが一匹。数匹のカワムツと同居しています。
図鑑なんかでカワムツを捕食するシーンの写真をよく見るので、そのカワムツと共存できるなんてびっくり。
さらにびっくりなことには、オオサンショウウオが脱皮すると、カワムツたちが待ってましたとばかりに脱いだ皮をむしゃむしゃ食べてしまうのだそうです…!
生き物たちに関する図書を集めた図書コーナーに、愛知県図書館にも置いてある、この素敵な本がありました。いつかは行ってみたい、広島市安佐動物公園…
実はこさぶの生まれ故郷は、このアクアマリンふくしま。アクアマリンふくしまから東京に出張してきていたところを、私の妹が見つけて、うちの子にと連れ帰ってきてくれたのです。
こさぶが懐かしさにさわぐので、もうひとりアクアマリンさぶを連れ帰ってきました。ストラップ付きの小さなさぶ、まめさぶです…このからあげ色と、ころんとしたフォルムがたまらなくかわいい。
アクアマリンふくしまにいる、ユーラシアカワウソちゃん。1979年に高知県で目撃されて以来人間の前に姿を見せていないニホンカワウソの写真とともに、展示されています。東山動物園や南知多ビーチランドにいるコツメカワウソよりも、かなり大柄。
まめさぶと一緒に連れ帰ってきた、ユーラシアカワウソのゆーちゃん。
アクアマリンふくしまは、シーラカンス研究に力を入れているそうで、シーラカンスのコーナーもありました!古代から変わらぬ形で生きているものどうし、オオサンショウウオと気が合うかな?
ちんまりおめめのオオサンショウウオとは対照的に、くりっとした大きな瞳が印象的なシーラカンスさん。
この水族館の印象は、新しいこともあるけれど、ガラス張りの透明感あふれる建物が太陽の光を受けてきらめいて、すぐそばには海があって、とにかくきれい。ここのオオサンショウウオさんは、やはりこの場所にふさわしい清らかさを感じさせる、高貴なオーラあふれるさぶさんでした。こさぶ・まめさぶの仲間たちも、ショップでかごに入って、すてきな人間のパートナーに出会えるのを待っていますよ♡ぜひぜひ会いに行ってみてください!